生活習慣病に気をつけて!
運動による効果
運動と食生活の改善を同時に取り入れると、生活習慣病の予防と治療にはとても効果的です。
運動をすることによって、カロリーが消費されるので余分なエネルギーが脂肪になることを防ぎ、余分な糖が消費されるので血糖値を下げることができます。
過度な運動は関節を痛めますが、適度な運動をすると筋肉がつき、関節や血管が強くなります。
血管が強くなれば、脳梗塞など血管に関わる病のリスクを下げることにも繋がります。
運動を続けていけば、身体についた脂肪を落とすことができ、肥満の改善になります。
肥満は様々な病のリスクを高めると言われますが、肥満の解消は生活習慣病にも効果的です。
逆に、運動不足になると、筋肉と血液量をおちるのでめまいを起こしやすくなりますし、血管が弱くなるので脈の乱れ、呼吸バランスの乱れにも繋がります。
運動療法の取り入れ方
運動療法をする際は医師と相談しながら行ってください。
危険な不整脈が発生する人、心筋梗塞や心不全の人が運動をすると危険になることがあります。
運動は食後1時間以内を避けて、脈拍120を超えない程度の有酸素運動をします。
有酸素運動には、軽いジョギング、サイクリング、スキー、歩行、水泳などがあります。
どれも息切れしない程度にする方が効果的です。
1回15~20分程度を、毎日ではなく、週3日程度取り入れてみてください。
運動強度や時間は年齢によっても変わるので、主治医に相談してみましょう。
生活習慣病予防で運動を取り入れたい人も上記の方法を参考にしてください。
無理をして途中でやめてしまうと効果がでませんので、無理のない範囲で取り入れていきましょう。